「なぜ文法学習が大切なのか?」について書きました。
「文法」は中学校や高校の英語の授業でも学んだと思います。
#現役の人は今学んでるはず
頑張った人も多いと思います。
#これから頑張る人もいるはず
学校教育で学んでるんですが、
してる人がたくさんいると思います。
「文法しかやってないから。英会話やってないから」
「文法やっても話せないでしょ」
#しょうがないよね
#あなたは悪くない
この記事では
Simon Methodの文法学習方法と
学校の文法学習の違い
について解説します。
1.【文法学習の目的を整理しよう】
文法学習の目的を確認する為に、
まず文法が誕生した背景を知っておきましょう。
広がって行ったらしいです。
#grassroots phenomena
言語の起源というのはきっと、
狩りの対象になりそうな野生動物を見て、
「ウホウホ=狩りの対象になる動物」
#予想かよ
#でも多分あながち間違ってない
英語に関して言うと、
話していましたが、
北からはバイキング(北欧)、
彼らの言語とミックスして
今の英語の原型になった、と言われています。
何百年も英語はその地域の人々によって話されてきました。
そしてアメリカやカナダ、オーストラリアに開拓者が住み着いて、
それらの国も英語圏になりました。
ある日、お偉いさんが英語を研究して
法則やパターン、
それが「文法」です。
ちなみに英文法に関する本が初めて出版されたのは、
記録では1580年代らしいです。
#William Bullokarて人だって
ところで、
相手部族や相手国の言語を理
研究したりしたらしいですね。
#言葉が理解できないと尋問できない
#急に怖い
ここで重要なのは、
間違っても学者が集まって
試行錯誤した結果「文法」をこしらえて、
その文法に則った言語を作り上げた、
なんて事は決してありません。
既にあった言語を、分析しただけです。
2.【英文法は手段】
探した動機は色々あったと思います
学者の純粋な興味からだったかもしれません。
#それ以外の理由ある?
その言語で書いてある書物を理解する。
その言語を話す人の言っていることを理解する。
その言語を話す人とコミュニケーションする。
など。
英語を分析して文の法則を見つけ出した(それ即ち文法)理由は、
英語を使うという目的を達成させるための手段でした。
「英語が使えるようになる」という
目的を達成する為の手段として文法を学びます。
「話せる」、「読める」、「聴ける」、「書ける」状態の事です。
これができるなら別に文法は忘れても良いとすら思っています。
Simon Methodでは手段として学びます。
具体的な違いをいくつか紹介します。
3.【サイモンメソッドの文法学習】
Simon Methodでは手段として学びます。
具体的な違いをいくつか紹介します。
3.1.【専門用語が少ない。簡略化されてる】
そして定義も簡略化されています。
予備校講師が見たら
「文法ルールに付いてる日本語の名称」のせいでかなり苦戦しました。
ルールを理解していれば、
ルールを上手に説明解説できなくても良いです。
解説の量よりもそのルールが適用されている例文の量が多く、
そのルールの確認検証にたくさん取り組みます。
3.2.【直訳と意訳が見える/実際の用法が確認できる】
前述した通り文法は人工言語ではありません。
これが意味する所は
「文法は完ぺきではない」
ということです。
規則やパターンには、
それに沿わない例外が必ずあったりします。
「英語にはA+B=Cとうパターンがある!」
イギリス人が皆
「
A+B=Dの時もあるよね?」
と言ったら、
例を上げると、
“What’s wrong?”という表現が有ります。
直訳的には
「
と訳せますが、
意図するところは
「
どうしたの?大丈夫?」
という
「相手を気遣う、労わる」
表現
になります。
これとは別に、
という表現もあります。
直訳的に従えると
「
ですが、
what’s wrong?が相手を気遣う表現で、
それに with youが付いているだけなので、
「あなたは大丈夫ですか?」
さらに丁寧な気遣い表現だと推測するのは自然な流れです。
しかし、
この表現は
「あんたどうかしてんの?」
という、
ここで文法マニアが
「それは間違ってる!」と叫んでも、
意味がないんです。
ネイティブが日常でそういう
意味合い・機能で使っているなら、
英語の正しい、正しくない、は
多数決で決まることもあるんです。
文法ルールを理解すると
直訳的に英語を読み解くことができるので
大変便利です。
英語話者に使われていないケースがある、
Simon Method ではこの
直訳と意訳のギャップも確認できるようになっています。
「この文法ルールを使って、
ネイティブはこんなシチュエーションでこんな事言ったりするよ」
3.3.【目的に起因した優先順で文法を学ぶ】
一般的な文法参考書で学ぶ文法の順番は、
- 先生が教えるのが簡単そうな文法ルール
- 生徒が理解するのが簡単そうな文法ルール
- ルールCを理解するために、先に理解しておかないといけないと考えられるルールAとB
という項目が考慮され学ぶ文法の順番が決まっています。
Simon Methodではこの他に
「英語を使えるようになる」ために
必要な重要度の高いルールか?
という点も考慮して構成されてます。
「理解するのがやたら難しい割に、
文章組み立てにそんなに重要じゃないルール」
があったりします。
逆もあり
「そのルールを後回しにしてたら、
言いたいことが言えないよ」
「気になった時にその都度確認してね」
理解を深めるのに時間が掛かります。
文章全体の意味合いは相手に伝わったりする場合が多いです。
「英語を使う(コミニケーション)こと」にとって
優先度の高い他の文法ルール
から学んでもらいます。
4. まとめ
今回の記事の内容をまとめると、
Simon Methodでは、
- 英文法は手段として学ぶ
- 文法専門用語が少ない。簡略化されてる
- 文の直訳と意訳が見える
- 文法の用法例/会話例が確認できる
- 目的(英語を使う)に起因した優先事項順で文法を学ぶ
です。