何で「復習」が大切なの?

Simon Methodでは復習をたくさんしてもらいます。
理由は、学んだことを記憶して欲しいからです。忘れてしまうと、もったいないです。
 
英語学習(スキル学習)に関わらず、何かを学ぶという事は、必要な知識や情報を脳に記憶させる事です。
 

僕は記事を通して英語の文法ルールの理解 (意識)と特訓による技能UPが重要と言っていますが、脳みそに記憶される事が前提です。

 
記憶は学習において無視できない重要な要素です。 
#前振りが長いよ
 
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【文法の定着は、数学の方程式の定着と一緒】

 
日本の義務教育を受けた人なら分かって頂けるであろう例えとして
 
「英文法学習は、数式や方程式の勉強と一緒」
 
があります。
 
小学生の時(早ければ年少、年長で)、足し算、引き算を勉強したと思います。
僕には6歳の息子がいますが、当初 足し算、引き算のルールを教えても、一回では出来る様になりませんでした。
#でしょうね
 
説明も何回もしたし、練習問題を沢山しました。そして時間の経過と共に、10以下の数字同士の足し算引き算なら、一瞬で出来るようになりました。たぶん、見た目/字面のパターンとその答えをまるまる覚えてるんだと思います。
#1+7ときたら8
 
あまりに時間をさかのぼり過ぎたので、別の例を挙げます。
 
僕は大学受験の為に学習塾に通ってました。数学を教えてくれる先生が、ルート√やら因数分解やらを解説してくれました。

#実は理系だった

解説を聞くと「なるほど」と思うんです。でも、実際に自分で確認問題を解くと、何問か間違えるんです。数字や配置が変わっただけで、解説してもらって「なるほど」と数分前に思えたルート√や因数分解の数式ルールが適応されてるはずなのに。
そしてまた解説してもらって、「ああ、成程」と思うんです。
 
僕は不真面目な生徒だったので、家に帰ったら自習しませんでした。すると翌週塾に行くと、また結構忘れてるんです。そしてまた丁寧に解説してもらって「なるほど」と思って確認問題解いて、数問ミスって、、、
 
でもそれを繰り返してると、正解率が上がりました。回答速度も高まり、得意げに解けるけるようになりました。自信もつきました。ルートに至っては、無意識に解けるようになりました。
#もう全部忘れたけどね
#因数分解は実は挫折した
 
英語の文法ルールも、数式や方程式のそれとほぼ一緒です。
共通項を列挙してみました。
 
数学: 因数分解を解くには他の数式をいくつか理解してないと解けない
英語: 英文法もルールA,、Bを理解してたらルールCが理解しやすい
 
数学: 説明を聞いて納得しても、すぐに問題を解けないれ
英語: 説明を聞いて納得しても、すぐにその文法ルールが適応された英文を読解できない。または英文を自分で組み立てれない。
 
数学: 数式を学んだ最初の数日、数週間は、忘れる。
英語: 英文法を学んだ最初の数日、数週間は、忘れる
 
数学: 数字や配置の変わった因数分解を沢山解く事によって、正解率や回答速度が上がる
英語: 単語や見た目が変わったけど文法ルールAに則ってる英文を沢山見て理解す事によって、読解速度が上がるし、英作速度も上がる
 
数学: 慣れてしまえば、足し算引き算や九九のよいに、感覚的に一瞬で回答できる。
英語: 慣れれば、あれこれ文法について考えなくても一瞬で無意識的に理解できるし文章を作れる。
 
英文法も数学の方程式と同じ、規則・法則なんです。
なので、学び方、定着させるプロセスは一緒なんです。 
 

【短期記憶から長期記憶へ】

一度学んだことを忘れる体験は、皆経験ある思います。これは情報が短期記憶の状態で脳に保存されているからです。情報を忘れないためには、短期記憶が長期記憶になる必要があります。

アメリカ人の語彙力に関する調査結果があるんですが、その結果によると一般的な高卒レベルの人が知ってる英単語は約60,000語らしいです。高卒レベルとは、18歳くらいの年齢になります。

これは、時間軸で表すと1歳から18歳までの期間で継続して毎2時間おきに1語づつ覚えている計算になるようです。

日本人の場合も、高卒レベルで約50000語近くの日本語を知っているという調査結果があります。

ここで考えて頂きたいのが、この500000語近くの単語の内、何単語を意識的な暗記作業(勉強)で記憶したでしょうか。

国語のテストや漢字ドリルは、果たして20000語カバーされていたでしょうか
。 10000語カバーされてたんでしょうか。

何度も復唱したりノートに呪文のように書き綴ったりした暗記作業を、1歳から18歳になるまで継続して行い、その結果 2時間に1単語平均で 暗記した記憶は、僕にはありません。
暗記作業で暗記した単語数よりも、無意識のうちに身に付いた単語の方が圧倒的に多いようです。

この無意識のうちに覚える現象は、一体全体どうやって起きるんでしょう。

その答えは、何度も何度も出くわしたからです。1歳から18歳までの年月は長いです。17年間あります。この期間、生活の中で聴いたり、読んだり、
本やテレビ、お母さん、友達、先生、学校内、家、塾、部活、などを通して出くわしてきました。

言語学の世界では、これはあくまで第一言語取得の話として見なされ、日本人が日本語を、アメリカ人が英語を摂取して、母語として体得していくプロセスとして語られます。

でも、第二言語学習(英語学習)にも流用できます。
意識的にこの「何度も出くわす」機会を設計することが出来ます。

シンプルな取り組みで言うと、それが「復習」になります。

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本題なんですが、
 
Simon Methodは復習をたくさん行います。90日間で合計6回行います
コースの内容自体は60日間で修業できますが、復習をしてもらうために90日間になっています。
もちろん、「知識⇒スキル」にする事を目的としています。
無意識に英語を英語のまま理解して、英語を英語のまま話すスキルを鍛えます。
 

英語学習入門者、初級者の方、英語が全くできない方におススメです。

 
 

【知識 (意識)⇒特訓⇒スキル(無意識)】

 
せっかく勉強して理解した英文ルールですが、
英文法を意識して頭で考えないと正しく英文が作れなかい状態より、意識せずともスラスラと英文が作れる状態がベターで、そこが目指す境地です。
 
ルールを忘れて正しい英文が作れなくなるのは駄目だけど、からくりやロジックが上手く説明できなくても、正しい英文が作れるなら、それはベターなんです。
#もちろん教える人間は、説明できないといけないよ
 
文法理解(意識学習)を経て、特訓を通して無意識に文法を使いこなせる状態にする。
「知識がスキルに変わった」という言い方をすることも出来ます。